術後回復促進剤
SINECCH（シンエック）

術後回復促進剤：SINECCH（シンエック）

SINECCH（シンエック）はAlpine Phamacuticals 社(米国)の薬剤で、手術後の腫れや傷、内出血などのダメージを抑え、回復を早める作用があります。アメリカFDAの認可を受けています。
SINECCH（シンエック）は、ホメオパシーにも用いられるナチュラルハーブのアルニカ・モンタナ(キク科ウサギギク属の植物)が配合されています。アルニカ・モンタナは、スイスのアルプス地方に生息する野生の植物で、ヨーロッパではアルニカと呼ばれ、何百年もの間、腫れや傷の治療に使用されてきました。
SINECCH（シンエック）の効果は臨床試験で証明されており、フェイスリフト、まぶたの手術、鼻形成術、豊胸手術の回復を早め、脂肪吸引による挫傷や腫れを軽減することが示されています。

SINECCH（シンエック）の臨床試験

SINECCHを飲むと25％腫れが少なくなり、半分の時間で腫れが引くという臨床結果が得られています。

以下のグラフはカリフォルニア大学サンフランシスコ校による臨床試験です。フェイスリフト手術後の29 人の患者に、SINECCHとプラセボ（偽薬）を投与し、挫傷の量とそれに伴う皮膚の色の変化を観察したものです。SINECCHを服用した患者では、手術後 1日で青あざが 43cm²減少し、7日後には、プラセボ群はSINECCH群（SINECCH服用患者）に比べ平均で41％も大きな挫傷を有しています。これは、フェイスリフト後 1週間で、SINECCHを服用した患者の顔の挫傷が平均で56cm²減少したことを意味します。

服用

１日目〈術前の場合〉	2色のカプセル手術の1～24時間前に1錠術後3～6時間後に1錠就寝前に1錠
１日目〈術後の場合〉	2色のカプセル術後できるだけ早く1錠 6時間後に1錠就寝前に1錠 ※術後の場合、できるだけ早く1錠を服用すると効果的です。
2日目以降	1色のカプセルを1回1錠　朝昼夕内服します。

効能・適応

効能	抗炎症・殺菌効果があり、手術後の腫れや内出血を抑え、回復を促進する。
適応	豊胸術、脂肪吸引、乳房縮小手術、口腔外科、鼻形成手術、眼まぶた形成術、整形外科手術、子宮摘出術、フェイスリフト、その他