目の下のクマはその原因として大きく3種類あります。目の下のタルミが原因の黒クマ、色素沈着が原因の茶クマ、そして、血行不良を起こした眼輪筋が透けて見えることが原因で発生する青クマです。
青クマを解消するには、眼輪筋の血行促進と薄くなった皮膚の再生が必要です。リジュランは前述の通り、注入部位のヒアルロン酸やコラーゲンなど細胞外基質を増加させることで、、肌の厚みや水分保持力、そして弾力性を徐々に回復させます。(参照1) さらに、糖尿病の血行不良を改善する(参照2)ことも確認されており、実際に目の下のクマ治療に効果がある研究論文も発表されています。(参照3)
このように、リジュランiは目の下のクマ治療に有効な注入材です。
リジュランi
ポリヌクレオチドで目の下のクマを解消
リジュランi
リジュランはサーモンから抽出されたポリヌクレオチドを主成分とした注入剤です。ポリヌクレオチドはもともと海外(ヨーロッパ、韓国)では整形外科分野でヒアルロン酸と同様に変形性膝関節症等に使用されています。リジュランの一種であるリジュランiは、目の周囲への注入に適応したリジュランです。目尻のシワおよび目の周りの小ジワを目立たなくし、目の周り部分(薄くなった皮膚)のハリを改善するとされ、特に血行不良による目の下のクマの治療におすすめしています。
このような方へおすすめ
- ツヤのある肌になりたい
- 目の下のクマが気になる方
- 小ジワが気になる
- 乾燥肌でカサついている
- 痛みのない施術がよい
リジュランiの特徴
シワ等での治療によるヒアルロン酸注入は、皮下に注入することで一時的に皮膚を盛り上げ、シワを解消する治療ですが、リジュランの主成分であるヌクレオチドは主に皮膚真皮層の線維芽細胞へ作用し、注入部位のヒアルロン酸やコラーゲンなど細胞外基質を増加させることで、、肌の厚みや水分保持力、そして弾力性を徐々に回復させ、しわや小じわを浅くし目立たなくさせることができます。
ポリヌクレオチドとは?
サケのDNAより抽出された分子です。リジュランに含まれているポリヌクレオチドは特許取得済みの特殊技術で処理することで、皮膚に適合性が高くなるように調整されています。ポリヌクレオチドは耐熱性があり、生体適応性が高いため、副作用もほとんどありません。(※魚・魚卵等のアレルギーの方は使用不可) 皮膚の自己再生力を活性化させ、皮膚のハリを改善し、様々な環境因子によってダメージを受けた皮膚を回復に導きます。
Eye Healer(アイヒーラー)
リジュランiはリジュランシリーズの中でも目周りの注入に適応した製剤です。リジュランは弾性、粘度が低い為、なじみやすく目周りの小ジワや薄くなった皮膚に適しています。 目周りの皮膚は他部位に比べて薄いにも関わらず、動きの激しい部位であり、目をこすったり、化粧をしたりといった刺激が多く与えられる部位です。そのため、ダメージを受けやすく、真皮層にあるコラーゲンなどが減少し、皮膚は薄くなり、小ジワ、ハリ、弾力性の低下へと繋がります。また、血管が多いため、皮膚がすけて見えてしまい、クマの原因となります。
リジュランの主成分であるポリヌクレオチドは繊維芽細胞などを刺激し、成長因子の増加やそれに伴うコラーゲン等組織の再生・修復を促し、長期間に渡って効果を及ぼします。 よって、目周りの薄い皮膚へのリジュランiの注入は適した施術と言えるでしょう。
目の下のクマ
リジュランの臨床試験
37歳から62歳の女性に対して、リジュランとヒアルロン酸をそれぞれ注入し、効果を比較した臨床試験です。参照1
皮膚のハリや弾力
以下のグラフは皮膚粘弾性評価試験の結果です。指標はR2、R5、R7とありますが、それぞれ数値が高い方が皮膚に弾力があることを示したいます。リジュラン(ポリヌクレオチド:PN)とヒアルロン酸(HA)について比べると、注入後4週(W4)から28週(W28)まで皮膚の弾力はリジュラン注入の方が優れている結果となりました。
弾力性のパラメーター
R2: 総弾性。UAとUFの比。 UFは、最初の測定サイクルの終わりでの皮膚の最大拡張、UAは、UFとR1(最初の測定サイクル後の残存歪の高さ)の差
R5: 正味の弾性。URとUEの比。URは、緩和時の弾性伸びの高さであり、UEは、プローブに吸い込まれた際の弾性伸びの高さ
R7: 回復の弾力。URとUFの比。引きあげた皮膚に対して弾性特性が現れる瞬間的な戻り率。
肌のみずみずしさ
以下は肌の水分量の変化を示しています。リジュラン(ポリヌクレオチド:PN)を注入した場合の方が、ヒアルロン酸(HA)を注入した場合に比べて、長期間に渡って高い水分改善量を保っています。
リジュランiの症例
リジュランi 0.5 mLを目(左右)の下部の真皮層に注入し、臨床写真を用いて注入前、注入直後、注入3日後、注入 2週間後に比較観察を行った。
注入直後
注入3日後
注入2週間後
- 施術名:リジュランi注入術
- 施術の説明:ポリヌクレオチドを有効成分とし、肌の根本部分から若返り・お肌の自己再生を促す注射です。
- 施術の副作用(リスク):疼痛・腫れ・内出血・血管閉塞・アレルギー・感染・硬結を生じる可能性があります。
- 施術の価格:30,200円
施術の流れ
カウンセリング
気になる部分について担当医師と綿密に打ち合わせします。
洗顔と麻酔
お顔をよく洗い、注入箇所に麻酔クリームを塗ります。
施術
施術箇所に注入していきます。
施術後
紫外線対策をしっかり行ってください。過度に擦ったり、揉んだりはしないでください。
注入が終わったら
2~3ヶ月毎3~4回受けていただくのがおすすめです。
- 内出血が見られることがありますが、お化粧でカバーできる程度です。※個人差があります
- 患部以外のシャワーは当日から可能です。
- 洗顔・洗髪・メイク・患部のシャワーは翌日から可能です。
- メイクは施術直後から可能です。
- 施術部位のマッサージは注入部位は1週間後から可能です。
治療間隔
2~3ヶ月毎3~4回受けていただくのがおすすめです。
副作用・注意点
疼痛・腫れ・内出血・血管閉塞・アレルギー・感染・硬結を生じる可能性があります。
禁忌事項
以下の方はご使用になれません。
- 妊娠、授乳中の方。
- 魚、魚卵アレルギーの方。
- 各種薬剤にアレルギーのある方。
- 持病、既往歴、アレルギー、内服薬・外用薬、その他お肌の状態等によって医師が判断します。
料金
リジュランi | ¥27,500 (税込:¥30,250) |
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