エクスパレル麻酔とは、術後約72時間痛みを抑える麻酔です。 通常、手術に使用する局所麻酔は術後3~4時間で切れてきます。術後、腫れのピークは 2~3 日間ですが、術後は痛みを和らげるため内服薬を服用するのが一般的です。しかし、内服薬タイプの場合数時間おきに服用しないと鎮痛効果が持続しません。内服薬で痛みに対処する場合、お仕事等の関係で、内服薬を摂取できない場合や、摂取間の意図しないタイミングで鎮痛効果が切れる恐れがあります。
一方でエクスパレル麻酔を使用した場合は1度の投与で少なくとも3日間は鎮痛効果が持続する(※)ので、痛み止めを服用することなく長時間痛みを抑えることが可能です。
そのためエクスパレル麻酔は手術前に使用した麻酔薬の効果が切れるのが怖いという方や、痛みに強い不安を感じている方におすすめできる麻酔薬です。
※効果には個人差があります。
陰核(クリトリス)包茎手術
陰核(クリトリス)包茎手術
クリトリス(陰核)は、小陰唇の前端に位置し、外尿道口の近くにある突起物です。陰核亀頭、陰核海綿体、陰核脚が組み合わさって形成されており、勃起性の機能や分泌物の排出を担います。多くの神経終末が集まっている陰核亀頭は非常に敏感で、通常は包皮に覆われていますが、性的興奮時には包皮が剥けます。しかし、陰核を覆う包皮の厚さや大きさには個人差があります。普段から陰核が露出している方もいれば、まったく見えない方もいます。性的な刺激を受けると通常は陰核が勃起して露出しますが、余分な包皮に覆われて露出しない場合は陰核包茎の可能性があります。
こんなお悩みの方に
- 陰核包皮の形態が気になる方。
- 陰核を覆う皮膚が原因で、性的満足度に影響を与えている方。
- 垢がたまって衛生面が気になる方。
- 陰核の包皮が炎症や痛みを引き起こし、日常生活に支障を来している方。
陰核包茎で起こる症状
陰核包茎は主に先天的なもので、加齢により症状が悪化することがあります。小陰唇がたるむと、それに伴い包皮も影響を受け、特に真性陰核包茎の場合、包皮の間に皮脂や角質が溜まりやすく、強い臭いが発生します。垢が溜まり続けることで炎症が起こり、陰核の健康が損なわれるリスクも高まります。
また、高齢になったときに、小陰唇肥大やクリトリス包茎がない方が 清潔を保ちやすいという理由から、ご相談にいらっしゃる方もおられます。また、敏感な亀頭部分がいつも隠されていて、性的興奮があっても露出しない場合、性感が弱まってしまうという悩みで受診される方や、パートナーに不感症だと思われて悩んでしまう方もいらっしゃいます。
クリトリス包茎のデメリット
- 炎症を起こしたり感染症にかかりやすくなる。
- 恥垢や雑菌がたまり、ニオイの原因となる。
- 包皮で覆われているため性感が鈍る、また性行時に痛みを伴う場合がある。
クリトリス包茎手術
陰核包茎術は、この余分な包皮を取り除く手術です。陰核包茎術により、不感症の改善や性交時の痛みの解消が期待できます。また、余分な包皮は悪臭の原因にもなるため、包皮を取り除くことで匂いの改善にもつながります。近年、美容意識の高まりと共に、全体的なバランスを整え見た目を美しくするために陰核包茎術を希望する方が増えています。陰核包茎術を単独で受ける方もいれば、小陰唇縮小術や副皮除去術と併せて行う方も多くいらっしゃいます。この部位は、血行が良好なので、傷の直りは一般的に早く、傷自体も非常に目立たなくなります。
ダウンタイムと副作用
- 麻酔は手術後、約1時間で消失します。痛みが強い時は、鎮痛剤を食後に服用して下さい。それでも、我慢出来ない場合は、座薬を使用して下さい。
- 術後は、患部が下着につくと痛みがありますので、下着、ズボンはゆるやかなものを着用してください。
痛みは1週間位で次第に消失してきますので、ご安心ください。
翌日 | 患部以外のシャワーが可能です。 |
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1週間後 | 患部のシャワーが可能です。お車の運転、飲酒が可能です。 |
2週間後 | 激しい運動、湯船が可能です。 |
1か月後 | 性行為は1ヶ月後より可能です。 |
料金
※当院の治療はすべて自由診療です。 保険適応外のため全額自己負担となります 。
施術名 | 料金 |
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クリトリス包茎 | ¥120,000 (税込:¥132,000) |
エクスパレル麻酔 米国FDA認可の施術後約72時間痛みを抑える局所麻酔。 |
¥27,000 (税込:¥29,700) |