処女膜の喪失・再生
処女膜強靭症
処女膜の喪失・再生
他人に中々相談できないデリケートなお悩みですが、美容外科では比較的多い手術です。処女膜再生術は性行為によって切れた処女膜を縫い合わせることで再生する施術です。処女膜喪失術は固くなった処女膜を電子メスで切除することでスムーズに性行為ができるようにします。
共立美容外科仙台院ではデリケートな悩みに真摯に向き合い、秘密厳守で当院の院長自らがカウンセリングから施術・アフターケアまで行います。
処女膜強靭症
処女膜強靭症は、生まれつき処女膜が厚くて破れにくい、または固くて伸びにくい状態を指します。 処女膜強靭症の処女膜は、一般的な処女膜と同様に中央に穴が空いているため、日常生活での自覚症状はあまりありませんが、タンポンの使用や性行為時に痛みを伴うことがあります。
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一般的な処女膜
薄くて破れやすく、柔軟性があり、伸びる
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処女膜強靭症
厚みがあり破れにくい、固くて伸びにくい
原因
処女膜強靭症の正確な原因は完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関与していると考えられています。まず、胎児の発達過程で処女膜の形成に関与する組織の異常な成長や分化が起こる可能性があります。また、胎児期のホルモンバランスの乱れが処女膜の正常な発達を妨げることも考えられます。さらに、家族歴が報告されている症例もあり、遺伝的要素の関与が示唆されています。最後に、胎児期の環境要因(母体の栄養状態や薬物暴露など)が影響を与える可能性も考えられます。
遺伝的背景
処女膜強靭症の遺伝的背景についても完全には解明されていませんが、いくつかの研究から遺伝的要因の関与が示唆されています。同一家系内で複数の症例が報告されており、遺伝的要因の存在が示唆されています。特定の遺伝子変異や多型が処女膜強靭症のリスクを高める可能性が研究されており、例えば結合組織の形成に関与する遺伝子の変異が注目されています。現時点で明確な遺伝様式は特定されていませんが、多因子遺伝の可能性が高いと考えられています。また、一部の遺伝性症候群(例:McKusick-Kaufman症候群)では、処女膜強靭症が症状の一部として現れることがあります。
組織学
処女膜強靭症の組織学的特徴は以下の通りです。
- 結合組織の増生:通常の処女膜と比較して、結合組織(主にコラーゲン線維)が著しく増加しています。
- 弾性線維の減少:正常な処女膜に見られる弾性線維が減少または欠如しており、これが組織の硬さと柔軟性の欠如につながっています。
- 血管の減少:異常な処女膜組織では、血管の数が減少していることがあります。
- 上皮の変化:表面を覆う重層扁平上皮が肥厚していることがあります。
- 炎症細胞の浸潤:一部の症例では、慢性的な炎症反応を示す細胞浸潤が観察されることがあります。
術後~3日 | 手術後、2~3日は出血する事がありますが心配ございません。1週間はナプキンを使用して下さい。主な腫れは、3~4日程で半分位になります。 患部以外のシャワーは翌日から可能です。 |
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4日後 | 消毒にご来院ください。 シャワーでよく洗浄して下さい。 患部はタオル、石鹸でこすらず、シャワーできれいに流すようにして下さい。拭く時は、タオルで押さえるように拭いて下さい。 |
1週間後 | 湯船と激しい運動は1週間後から可能です。 |
1ヶ月後 | 性行為は1ヶ月後から可能です。 |
合併症と予後
処女膜強靭症の予後は一般的に良好です。しかし、以下のような合併症や問題が生じる可能性があります。
- 月経血の貯留:治療が遅れた場合、月経血が体内に貯留し、腹痛や感染のリスクが高まる可能性があります。
- 性交困難:適切な治療を受けないと、性交が困難または不可能になる可能性があります。
- 不妊:重度の症例では、適切な治療を受けないと妊娠が困難になる可能性があります。
- 心理的影響:この状態は患者の自己イメージや性的健康に影響を与える可能性があり、心理的サポートが重要になることがあります。
料金
※当院の治療はすべて自由診療です。 保険適応外のため全額自己負担となります 。
施術名 | 料金 |
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処女膜再生 | ¥160,000 (税込:¥176,000) |
処女膜喪失 | ¥160,000 (税込:¥176,000) |