毛孔性苔癬

毛孔性苔癬とは？

二の腕や背中に出来るブツブツや皮膚のザラザラは毛孔性苔癬といって思春期の男女に多く見られる症状で、毛穴の周囲に発生するブツブツが特徴です。ブツブツの正体は毛穴の周囲が角化したものです。発症年齢については10歳代で51％、20歳代で35％、30歳代で12％とされ、小児期に始まり青年期にピークになります。日本において、小学校工学年の約23％に発症しているとの報告もあり、決して珍しい症状ではありません。毛孔性苔癬は家族に発病者がいる場合、発症する確率が高いことから常染色体優性の遺伝性疾患であると考えられていますが、詳しいことは解っておらず原因不明です。そして、年齢を重ねると自然治癒し、30歳代ではほぼ完治するのも特徴です。

毛孔性苔癬のブツブツは毛穴の周囲の皮膚が角化して直径2～3mmの丸く盛り上がった状態のものです。発生箇所は上腕の上部伸側後面（二の腕）（92%）、大腿外側(59%)、臀部（30%）で自覚症状はほとんどありませんが、たまに痒みを感じる方もいます。そして、この症例は思春期の多感な時期に発症するのため、何よりも審美的な観点から悩んでいる方が多く見られます。

毛孔性苔癬症例

• 施術名：毛孔性苔癬の除去
• 施術の説明：レーザーを照射することで、組織を破壊、除去する。
• 施術の副作用（リスク）：内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱などを生じることがあります。
• 施術の価格：47,520円～142,560円

治療法

加齢と共に症状は改善しますし。角質溶解剤や保湿剤を塗ることで改善されるとの報告がありますが、それぞれとても時間のかかる治療法です。しかし、当院で導入しているフラクセルＩＩであれば皮膚を生まれたての肌に入れ替えるという画期的な治療法によって、２～３回の施術をすることですっきりと改善いたします。

フラクセル