鼻唇溝への注入の場合、針の角度を皮膚に対し、内側に向かって斜め45度にする。
皮膚に針をゆっくり挿刺する際、または針を引く際に、丁寧に注入する。
注入を終えてから針を抜く。
利点
針を刺す回数が連続穿刺法の2分の1から3分の1で済むので、痛み、腫れ、出血が少ない。
欠点
針を引きながら均等に注入しなければならないので、技術的に難しい。注入を終える前に針を引くと、皮膚が盛り上がる。
シワの治療で広く知られているのがヒアルロン酸注入です。継続には定期的な注入が必要ですが非常にお手軽にできるため人気の高い治療です。しかし、注入する医師の技術によって効果は変わります。
ヒアルロン酸の注入には痛みが伴います。しかし、共立美容外科仙台院では局所麻酔を行うことで痛みを和らげています。 その局所麻酔を行う前にも表面麻酔で麻酔の注射の痛みを軽減させています。
そして、この局所麻酔には血管を収縮させる効果があるので血管に注入物が入ってしまう事も防いでいます。
さらに痛みを抑えたい方にはヒアルロン酸を注入する際に特殊な細く痛みの少ない注射針をオプションでご用意しております。
共立美容外科仙台院では感染予防のためお一人に使用したヒアルロン酸を他の方に使用することはありません。 ヒアルロン酸などの注入材を針を変えて使いまわす医院もあると聞いていますが、感染症の危険性が高い行為です。 そのため当院では注入剤の使い回しは行っておりません。
ヒアルロン酸と一口に言っても実は様々な種類があるのです。それは安全性はもちろん、持続期間、硬さや粘度による適応部位です。 当院で使用しているヒアルロン酸『テオシアル』は症例に合わせて複数種類がラインナップされています。 シワにはシワ治療に適したヒアルロン酸を鼻などの形成には形成に適したヒアルロン酸を使用します。
ヒアルロン酸の注入は非常にお手軽な形成術です。そのため、カウンセリングを軽視する医院もあるそうです。 共立美容外科仙台院ではしっかりと患者様の希望にそえるよう院長自らがしっかりとカウンセリングを行います。 カウンセリングではご自身の希望や疑問を遠慮無くお話ください。
ヒアルロン酸はお手軽にシワの治療や鼻などの形成が行える施術です。 しかし、しっかりと安全に効果的な注入を行うには技術が必要なのです。若手医師の練習台にされる医院もあるそうですが、 共立美容外科仙台院では当院院長が必ず行います。
注入法には大きく分けて、2種類あります。リニアスレディング法と連続穿刺法(れんぞくせんしほう)です(図参照)。当院では、痛みの少ないリニアスレディング法を主体に行います。
鼻唇溝への注入の場合、針の角度を皮膚に対し、内側に向かって斜め45度にする。
皮膚に針をゆっくり挿刺する際、または針を引く際に、丁寧に注入する。
注入を終えてから針を抜く。
利点
針を刺す回数が連続穿刺法の2分の1から3分の1で済むので、痛み、腫れ、出血が少ない。
欠点
針を引きながら均等に注入しなければならないので、技術的に難しい。注入を終える前に針を引くと、皮膚が盛り上がる。
しわに沿ってマテリアル注入する場合、注入されたヒアルロン酸に途切れがないようにする。
余りにも浅層に注入すると、ヒアルロン酸が蝋様外観を呈した線や水泡のように見えてしまうことがある。
余りにも皮下層深部へ注入すると、最小限の効果しか得られなかったり、効果がまったくなかったりする。
利点
針先を真皮に挿入、ヒアルロン酸注入後、針を引き出す。という動作をくりかえすだけなので比較的容易。 初心者の医師の入門手技として重宝されている。
欠点
針を何度も刺すので、非常に痛い。また、出血することも多く、腫れも強い。余りに浅く注入すると、敷石状(凸凹)になる
ヒアルロン酸の注入は患者様にとってはお手軽な施術ですが注入する医師には技術が求められます。ヒアルロン酸の注入がご希望の方はその辺りもご注意ください。
※画像のキャプションをクリックすると、それぞれの部位にジャンプします。
この部分が深くなると、苦労した感じが強くなります。フェイスリフトをしても、この部分のシワはそれほど浅く出来ませんが、ヒアルロン酸の注入では、効果抜群です。ヒアルロン酸の治療では最も人気がある部位です。
この部分が深くなると、老けた感じが強くなります。40歳代以上の方は、早めに注入しておくと、かなり若返った感じが出せます。
この部分が深くなると、60歳以上のイメージが強くなります。若い人でも、梅干を食べてすっぱい思いをすると極短時間に出現します。しかし、常にこの部分のシワが見えるのは、60歳以上の方です。逆に言うと、40歳代でこのシワが見える方は、一刻も早く治療することをお勧めします。
60歳以上となると、唇の境目がはっきりしなくなります。40歳代でこの部分の境目がぼやけている人は、お試しで治療することをお勧めします。口紅の輪郭がはっきり出ますので、化粧が楽しくなります。
笑顔がチャーミングな人に出るイメージがありますが、あまり長く深くなると、老けた感じが強く出ます。早めに治療し、頬までラインが伸びないようにすべきです。
性格がきつく、悩んでいる感じがあります。ここをヒアルロン酸で補正するだけで、苦しみから解放されたイメージを作ることが出来ます。
20歳代の人でも出る人は時々いらっしゃいますが、「猿」のようなイメージが出やすいので、本人はかなり気にされていることがあります。
コンシーラーで「錯覚」を利用して、イメージを上げる方法は古くなりました。「現実的」にイメージを作り出せるようになりました。
あご先が後退していると、ボーッとした、気の抜けた顔になりやすいものです。ここをほんの少し2~3mm盛り上げるだけで、キリッとしたイメージを演出できます。
唇を厚くすることで、セクシーなイメージを演出できます。
若いイメージを演出できます。
上品なイメージを演出できます。
ヒアルロン酸『ジュビダームビスタ ボリューマXC』持続期間が2年と長期的な効果を得られます。そして注入後の形を保つ作用が強いため、唇形成に効果的な治療です。
『ジュビダームビスタ ボリューマXC』は減少したボリュームの増大を使用目的としては国内では初めて厚生労働省の製造販売の承認を受けています。
また、ヒアルロン酸を溶かす酵素ヒアルロニダーゼを使用できるため、治療後にイメージが違った場合など戻したい場合に戻すことが難しくありません。
『ジュビダームビスタ®ボリフトXC』は日本の厚生労働省に「シワとみぞ治療」として承認されたヒアルロン酸です。1年半持続し、生体親和性の高く、低吸水性で水分を吸収し難いため、注入された時のヒアルロン酸の形状を維持しやすい特徴があります。
また、ヒアルロン酸を溶かす酵素ヒアルロニダーゼを使用できるため、治療後にイメージが違った場合など戻したい場合に戻すことが難しくありません。
「テオシアル」は2008年Aesthetic Medicine Awardsの「Injectable Products of The Year(年間最優秀注入剤賞)」を受賞し、患者様の満足度、治療結果、効果の持続期間、使用感、カスタマーサービスなどの12の選考基準において高い評価を得た、高品質で安全性の高いヒアルロン酸注入剤です。
テオシアルは100%非動物性ヒアルロン酸を使用しているため、アレルギー検査は不要であり、その構造から高い弾力性を維持します。
ヒアルロン酸注入についてのよくある質問をまとめてみました。こちらもぜひ御覧下さい。
ほとんどの方は、8ヶ月から1年後に再度、注入を希望しています。唇のボリュームアップはそれほど長く続かない場合もあります。当院使用のヒアルロン酸の持続期間は、個人の肌質、ライフスタイル、年齢、注入場所、医師の注入テクニックなどの様々な原因によって異なります。
即効性です。ヒアルロン酸はシワをなめらかにし、唇をふっくらさせ、小じわをなくし、すぐに改善効果が現れます。
事前のスキンテストは必要ありません。当院使用のヒアルロン酸はお肌に適合する天然物質です。 アレルギーや炎症の原因となる動物性由来の成分は含んでいません。
当院では、ヒアルロン酸をお勧めします。その理由は、人コラーゲン注入による未知のウイルス感染の可能性を除去するためです。また、BSEで有名なプリオンの感染を完全には除外できないからです。人コラーゲンは、アレルギーの発症の頻度は、牛コラーゲンに比べると遥かに少ないものです。これが、人コラーゲンを勧める医師の大きな理由です。また、注射器を押す感覚が微妙に違うので、牛コラーゲンになれている医師は、同じ感覚で注入できる人コラーゲンを勧めることがあります。非動物性ヒアルロン酸は、アレルギーの可能性は人コラーゲンと比べても遥かに低いのです。また、ウイルス感染やプリオンの感染の可能性もありません。さらに、長期間持続しますので、当院使用のヒアルロン酸が多くの理由で優れております。
確かに、アクアミドは、アレルギーも少ないし、未知のウイルス感染、プリオン感染の危険性もなく、ヒアルロン酸より長期に持続します。問題は、半永久的に残存するという性質です。体内で吸収されない物質は多く存在し、これまでも多くの物質がフィラーとして使用されてきました。一番最初に広く使用されたのが、シリコンジェルです。シリコンジェルは組織の反応も少なく、柔らかさの調整も容易で、一時期は各国で使用されておりました。ところが、少しでも過剰に注入されると、その治療は容易ではありません。いくらマッサージしても、二度と平坦になることはなく、勿論、注射器でも吸引できません。唯一の治療は、皮膚切除です。皮膚切除を行うと、当然傷が残りますので、大変なトラブルとなります。また、いくら組織の反応は少ないとはいえ、シリコンジェルに対する慢性の肉芽種の形成がすすむと、硬く隆起してまいります。注入した当時は、丁度いい具合であっても経時的変化が進行し、審美的に不都合な事例が多数出現しました。このような場合でも、治療法としては、皮膚の切除しかなく、やはり大きなトラブルとなります。アクアミドも同様なことが起こる可能性が高いと言えます。長く残存するという性質は、望ましい性質ではありますが、半永久的に残存するのは決して好ましいことではないのです。
牛、人コラーゲンで完全には除外できない未知のウイルス感染、プリオン感染は、動物由来でないヒアルロン酸では完全に除外できます。また、アレルギーの発症頻度もコラーゲンに比べ非常に低頻度です。また、眉間注入における皮膚の壊死の可能性もほとんどありません。注射部位における小出血、違和感、隆起などがありますが、数日で消失します。
当院では、痛み対策に万全を期しております。ペンレステープによる局所への麻酔は当然として、事前にリドカインの注入、更に場合によっては、笑気ガスによる吸入麻酔、レペタンの筋肉注射なども考慮します。
脂肪吸引の手術以上に技術の差が出やすい手技です。ヒアルロン酸は、真皮中―上層に均一に、かつ、最も適当な量を注入しなければなりません。浅く注入しすぎると、皮膚に盛り上がりが出ます。深すぎると、どんなに注入しても効果がでません。シワに沿って、真皮の浅層に丁度皮膚が平らになる量を注入しながら針を引いて行きます。注入するスピードと針を引くスピードがうまくマッチしなければなりません。また、寝ているときと、起きたときでは、シワの深さに違いで出ます。当院では、深いシワに関しては、寝たまま注入を行いますが、浅いシワ、微妙な深さのシワは、起きた状態で注入します。